一般的な流れ

  1. 情報収集・問い合わせ:候補校を絞り、募集状況・空き・入学時期を確認
  2. 見学・説明会:学校の雰囲気、先生、子どもの様子を見る(とても大事)
  3. 出願(書類提出):申込書・これまでの成績や記録・推薦が必要な場合も
  4. 面接・面談:子ども本人+保護者。家庭の方針や子どもの様子を見る
  5. 体験・アセスメント:体験授業や英語・学齢の確認(学校による)
  6. 合否・入学手続き:合格後に入学金などの手続き

※流れや必要書類は学校ごとに大きく異なります。必ず各校の募集要項を確認してください。

日本の受験との違い

日本の中学受験・高校受験のように「決まった試験日に学力テストで合否を決める」形とは少し違います。インターは随時募集(空きが出たら受け入れる)の学校も多く、出願時期が一律でないことがあります。また、ペーパーテストの点数だけでなく、面談や体験を通して家庭と学校の方針が合うかを重視する傾向があります。「対策で詰め込む」より「学校をよく知り、わが家と合うかを確かめる」姿勢で臨むのが基本です。

スケジュールの目安と動き出すタイミング

時期は学校によりますが、人気校や定員の小さい学年は早めに枠が埋まることがあります。入学を希望する時期の半年〜1年前から情報収集を始めると、見学や書類準備に余裕が持てます。逆に空きがあれば学期途中の編入を受け付ける学校もあるため、「今からでは遅いかも」と決めつけず、まずは候補校に空き状況を問い合わせてみましょう。

広告

選考で見られやすいこと

  • 子どもの様子:好奇心、コミュニケーション、集団での過ごし方
  • 家庭の方針:なぜインターか、学校の教育観に共感しているか
  • 英語:学年が上がるほど見られる傾向。ゼロでも受け入れる学校も(→ 英語ゼロでも入れる?

「落とすための試験」というより、学校と家庭・子どもの相性を見るマッチングに近いイメージです。

初めての家庭がつまずきやすいこと

はじめての出願で多いのが、1校だけに絞って動いてしまうことです。インターは定員が小さく随時募集の学校もあるため、第一希望に空きがないと一気に予定が崩れてしまいます。候補は複数見ておくと安心です。また、志望理由を当日に考えてしまうのもつまずきの一つ。「英語が話せるようになってほしい」だけでなく、なぜその学校なのかまで家族で言葉にしておくと、面談で自然に話せます。さらに、授業料以外の費用を確認し忘れると、合格後に予算が合わなくなることも。出願の段階で総額の見通しまで持っておくと、安心して進められます。

家庭でしておきたい準備

  • 志望理由を家族で言葉にしておく(面談で必ず聞かれます)
  • 子どもが安心して話せるよう、見学で場に慣れさせる
  • 必要書類・締切・費用を早めにリスト化(複数校なら表に)
  • 英語が不安なら、日常で英語に触れる時間を少しずつ

準備しておくと安心な書類

学校により異なりますが、一般的に求められやすいものを挙げておきます。前の学校に依頼が必要なものは、発行に時間がかかることがあるため早めに動くと安心です。

  • これまでの在籍・成績の記録(在籍校の成績表・通知表など。英文を求められる場合も)
  • パスポートや在留に関する書類(学校の方針による)
  • 願書・エッセイ・推薦状(保護者や教員が記入するものがある場合)
  • 予防接種・健康に関する記録(園・学校で求められることがあります)

見学・面接でのチェックポイント

見学は「学校に選ばれる場」であると同時に、家庭が学校を選ぶ場でもあります。受け身にならず、次のような点を自分の目で確かめておくと、入学後のミスマッチを減らせます。

  • 授業中の子どもたちの表情や、先生との距離感は自然か
  • 英語に不安がある子へのサポート体制はあるか(→ 英語ゼロでも入れる?
  • 授業料以外に必要な費用(施設費・教材費・行事費など)の説明があるか
  • 進級・卒業後の進路の実績、卒業資格の扱い

面接では、子どもには難しい質問より「好きな遊びや過ごし方」を聞かれることが多く、保護者には志望理由や教育観が問われます。模範解答を用意するより、家庭の本音を素直に話せるよう整理しておくことが大切です。

よくある質問

Q. 英語が話せなくても出願できますか?

学年が低いほど、英語ゼロからの受け入れに対応する学校が多い傾向です。学年が上がると一定の英語力を見られることがありますが、サポート前提で受け入れる学校もあります。気になる学校に、英語の基準や入学後のフォローを直接確認するのがおすすめです。

Q. 兄弟姉妹で同時に出願する場合、注意点はありますか?

書類や面接が人数分必要になり、準備の負担が増えます。学校によっては在校生の兄弟姉妹を優先したり、割引制度を設けている場合もあるため、費用面も含めて事務局に確認しておくと計画が立てやすくなります。

Q. 不合格になることはありますか?

定員や学齢・英語の基準などで、希望どおりにならないことはあります。ただし「学力で落とす」というより相性や受け入れ枠の問題であることも多いので、候補校は1校に絞らず複数を見ておくと安心です。

まとめ

インターの出願は、見学→出願→面接→(体験)→合否が基本の流れ。詰め込み対策よりも、学校との相性を見極め、志望理由を家族で共有しておくことが何より大切です。まずは候補校を見つけることから始めましょう。

候補になる学校を探す