インターは「別世界の話」だと思っていた

パパの職場の方たちの経歴をきっかけに、「インターって、子どもたちの選択肢を広げる道になるのかも?」と少しずつ考えるようになった私たち。とはいえ最初から「よし、インターに入れよう!」と決めていたわけではありません。

むしろ、私の中でインターナショナルスクールは、かなり別世界の話でした。芸能人の子どもが通うところ。海外経験のある家庭が選ぶところ。英語がペラペラな親が検討するところ——そんなイメージが強くて、我が家にはあまり関係ないと思っていました。

> インター? いやいやいや。うちは普通の家庭ですけど?

> 英語? 中学英語からやり直しですけど?

くらいの感覚でした。でも、一度気になり出すと、やっぱり調べてみたくなるものです。「うちでもインター行けるんかな?」——そんな軽い気持ちで、まずは家の近くから調べ始めました。

横浜のインターを調べてみた——そして学費で固まる

当時住んでいたのは横浜。まずは家から通えそうな範囲のインターナショナルスクールを調べました。すると、出てくる出てくる。横浜にも、いくつかインターがありました。「お、意外とあるやん」と少し期待しました。

ここまではよかった。問題はその次です。授業料。

横浜のインターの小学校は、調べた当時の情報で、年間200万円台から300万円弱ほど。「……高い」。画面の前で、しばらく固まりました。そっと画面を閉じたくなる、あの感じです。

(※学費は学校・年度で大きく変わります。総額の見方は別記事にまとめています)

それでも「もう終わり」にはならなかった

ただ、このとき不思議だったのは、「じゃあもうインターはやめよう」とはならなかったことです。

横浜や東京のインターに通うのは難しい。それははっきりしました。むしろ、はっきりしすぎました。でもそれでも、「うちでもインター行ける?」という問いは、頭の中に残り続けました。

金額を見て一度は落胆したけれど、完全には諦めきれなかった。「本当にこれで終わりなんかな?」という気持ちが残っていたんです。

横浜や東京で無理なら、他の場所はどうなんだろう。そもそもインターって、都市部だけのものなんだろうか。場所を変えたら、可能性はあるんだろうか。

ここから我が家は、少しずつ「場所を変える」という選択肢にも目を向け始めることになります。(#4へ続く)